2010 西 垣正信 クリスマスコンサート

Xmas Concert  Masanobu NISIGAKI

2010年12 月3日(金曜) 午後7時開演 京都文化博物館  別館ホール(重要文化財)
主催 十九世紀ギタークラブ
お申し込み ご予約 メールでは xmas@koube.jp
電話では 077-594-2525  佐々木

一般3000円 学生1500円
リーフレット

2008年度の同コンサートの模様の一部 
(株)SOUND STUDIO OKA 提供



西垣正信より
京都のこの美しい建物でのコンサートも三回目となりました。カウンターテナー、岡田孝さんもおつき合い
いただくことも三度目です。
岡田さんとはダウランドや日本の歌を演奏したいと思っています。

尊敬する宮本正清先生の詩を紹介したい、との思いもこのコンサート初回開催の動機でした。

今回は来年スイスで先生の詩をフランス語で朗読し、それに音楽を即興する、という企画があり
それを日本語で岡田さんの朗読で試してみたい、と思っています。
いちばん美しい日本歌曲の一つであると信じています「秋」、
中田喜直先生作曲と宮本正清先生作詞によるものです。

今回は10月に初演した遠藤雅夫さんの作品「ニュクスの二人の子」も再演します。氏とは古く1970年代に

谷川 俊太郎さんの詩に遠藤雅夫さんが作曲、私西垣が編曲をすることで多くの作品を東京で初演しました。
1985年にやはり東京でバイオリンの小林健次さんと初演した「時の園」以来の久々に遠藤さんの作品を上演します。

今夏ヨーロッパでのおもなプログラムであったスカルラッティのソナタとバッハ「リュート組曲三番」

で始めます。スイスでの演奏批評です。あまりに褒めてもらっているので、私の未来への評だとありがたく
受け止めています。ヨーロッパでは毎年コンサートの合間に音楽を勉強しにくい環境の子供たちに
教える講座を開いています。この中からもすでに優秀な音楽家が育ちつつあるあることを誇りに
思います。コンサートの合間なのでなかなか体力的にもきびしいのですが、宮本正清先生などから
戴いた恩恵をすこしでも継いでいければと念じます。それをフランス国営テレビが報道したものです。
そして毎回このコンサートで欠かせないこと。

「きよしこのよる」は本来ギターによって書かれました。それを皆様方と
本来の形で皆様と一緒に歌えることも楽しみにしています。

当日本館展示室ではナポリ・カポディモンテ美術館展という、とても興味深い展覧会も催されています。

当日の楽器については・・

本年7月フランスでのリサイタル

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西垣正信
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岡田孝

okada